電子申請の推奨ブラウザ設定変更を解説!申請を円滑に行う方法

電子申請のためにブラウザの設定変更を行う操作画面のイメージ

結論:電子申請をエラーなく完了させるには、各行政機関が指定する推奨ブラウザ(主にMicrosoft EdgeやGoogle Chrome)を使用し、JavaScriptの有効化やポップアップブロックの解除といった設定変更を事前に行うことが必須です。

建設業許可のオンライン申請やe-Tax、マイナポータル等の行政サービスを利用する際、最初につまずくのが動作環境の問題です。

東京、埼玉、千葉、神奈川エリアで活動する多くの建設業者様も、電子申請システム(JCIP等)へのログイン時や電子署名の付与時に、ブラウザの互換性が原因でエラーに遭遇するケースが多々あります。

かつて主流だったInternet Explorerは既にサポートを終了しております。

現在はMicrosoft Windows環境であればMicrosoft Edge、Mac環境であればSafariやGoogle Chromeが標準的な推奨環境となっています。

本記事では、スムーズに手続きを進めるための具体的な設定変更方法を詳しく解説します。

電子申請のブラウザ設定

結論:電子申請におけるブラウザ設定の基本は、信頼済みサイトへの登録とCookie(クッキー)の受け入れ許可です。

これによりセッションのタイムアウトやデータの読み込みエラーを未然に防ぐことが可能になります。

手続きを始める前に、使用しているブラウザのメニューから設定画面を開き、以下の項目を一つずつ確認してください。

まず、JavaScriptが有効になっていることは絶対条件です。

これが無効化されていると、ボタンをクリックしても反応しない、あるいは入力フォームが正常に表示されないといった不具合が発生します。

また、電子申請のサービス提供側が指定するURLを「信頼済みサイト」に追加することも忘れないでください。

Edgeの場合、右上の「設定」メニューから「既定のブラウザ」を選択します。

Internet Explorerモード(IEモード)での再読み込みが必要な古いシステムかどうかもチェックが必要です。

2025年や2026年以降の最新システムでは、多くがEdgeの標準モードに対応していますが、自治体独自の古いシステムでは依然として設定変更が必要な場面が残っています。

e-Tax推奨環境

結論:国税庁のe-Taxを利用する場合の推奨環境は、Windows 10や11のOS上で動作する最新バージョンのMicrosoft EdgeまたはGoogle Chromeであり、専用の「e-Taxソフト(Web版)利用者事前準備セットアップ」のインストールが不可欠です。

e-Taxでの確定申告や法人税の申請では、ブラウザの設定だけではありません。

クライアントソフトとの連携が重要になります。

事前準備セットアップを実行することで、ブラウザ拡張機能が追加され、ICカードリーダーを用いた電子証明書の読み取りが円滑に行えるようになります。

もし送信時に「セッションが切れました」等のメッセージが表示される場合は、Cookieの削除やブラウザの履歴のクリアを試します。

再度ログインを行ってください。

また、申告書(XML形式)の作成中に60分間操作が行われないと、セキュリティの観点から自動的にログアウトされる仕様になっているため、こまめな保存をお願いします。

添付ファイル(PDF等)の送信が必要な際も、ファイル名に依存文字や丸数字、ローマ数字といった外字が含まれていないか確認が必要です。

電子証明書の設定

結論:電子証明書をブラウザ上で正しく認識させるには、公的個人認証サービス等の利用者クライアントソフトをインストールします。

ブラウザのセキュリティ設定でアドオンや拡張機能を有効にする手順が必要です。

建設業許可申請(ビズID連携等)で電子署名を行う際、ICカードが認識されないトラブルが頻発します。

この原因の多くは、ブラウザ側の設定で証明書へのアクセスが制限されていることにあります。

設定メニューの「プライバシー、検索、およびサービス」から「証明書の管理」を開きます。

自身の有効な証明書が一覧に表示されているか確認してください。

マイナンバーカードを使用する場合、パスワード(暗証番号)を連続して間違えるとロックがかかります。

市区町村の窓口で初期化申請が必要になるため注意が必要です。

また、法人用のアカウント(gビズID等)で電子証明書を登録する際は、最新のJava実行環境や専用アプリケーションが正しく格納されているか、ヘルプガイドを参照しながら一つずつ検証を進めましょう。

マイナポータル用ブラウザ

結論:マイナポータルをパソコンから利用する際は、ブラウザに「マイナポータル用ブラウザ拡張機能」を追加することが必須です。

iPhoneやAndroidのスマートフォンをICカードリーダーとして代用する場合も特定のアプリ連携設定が必要です。

マイナポータルは、行政機関への一括申請や公文書の受取が可能な便利なサイトですが、ブラウザの設定が不適切だと「マイナンバーカードが読み取れません」というエラーメッセージから抜け出せなくなります。

設定変更の手順としては、まずEdgeやChromeの拡張機能ストアから「マイナポータル」の製品を探し、インストールを完了させてください。

その後、ブラウザを一度閉じて再起動することで設定が有効になります。

Android端末やiOS(Apple)端末を使ってログインする際も、パソコン側のブラウザに表示されるQRコードを読み取れる状態です。

シームレスな連携が可能です。

プライバシーポリシーおよび利用規約に同意した上で、マイページ内のお知らせ一覧から、送達された公文の確認や取下げの手続を行ってください。

ブラウザ設定変更のトラブル対応

結論:設定変更を行っても状況が改善しない場合は、セキュリティソフトによる通信制限や、プロキシサーバの設定が干渉している可能性を疑い、一度設定を初期状態に戻してから再試行することが有効です。

特に企業のネットワーク内からアクセスしている場合、管理者がJavaScriptや特定のポップアップを制限していることがあります。

その際は、IT担当者に相談し、電子申請サイトのドメイン(.go.jp等)を例外設定に加えるよう依頼してください。

また、文字化けや表示の崩れが起きる場合は、ブラウザのエンコード設定が「自動選択」になっているか、あるいは古いキャッシュが残っていないかをチェックしましょう。

画面の下部に表示される「問い合わせ」ボタンやFAQ(よくある質問)は、同様の案件で悩んだ過去のユーザの知恵が詰まっています。

どうしても解決しない場合は、Digital Agency(デジタル庁)や各省庁のサポートデスクへ連絡します。

現在のOSバージョンやエラー番号を正確に伝えてください。

結論:電子申請の推奨ブラウザ設定は、一度正しく構築してしまえば、以降の継続的な利用において利便性を大きく向上させますが、OSの更新(アップデート)等に伴い設定がリセットされることもあるため、定期的な確認が重要です。

建設業許可の手続きは、一度不備(返戻)になると再申請に多大な時間を要します。

特に決算後の届出や5年ごとの更新時には、最新の様式に応じたデータ作成と、確実な送信環境が求められます。

私たち行政書士は、これらの複雑なIT設定から書類作成、行政機関への提出代行までを一括して引き受けることが可能です。

面倒なブラウザ設定変更やICカードの読み取りトラブルに時間を取られたくない事業者様は、ぜひ専門職のサポートをご活用ください。

東京ガーデンテラス紀尾井町にあるデジタル庁(Digital Agency)の方針に基づき、オンライン申請の利便性は日々向上していますが、システム側の変更に関わらず、利用者のPC環境を整えることは自己責任となります。

本ガイドが、皆様の円滑な電子申請の一助となれば幸いです。

公的機関リンク一覧

  1. e-Gov:動作環境について

  2. 国税庁 e-Tax:推奨環境

  3. マイナポータル:動作環境

  4. 公的個人認証サービス:利用者クライアントソフトのダウンロード

佐藤栄作行政書士事務所 | 公開日:2026.02.22 14:30 
更新日:2026.02.22 14:49

この記事を書いた人

sato-eisaku